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那須野が原の開拓の歴史が日本遺産に認定されました

那須塩原市では、平成28年度から、「日本遺産」認定を目指して、大田原市、矢板市、那須町と共同による「近代開拓史遺産日本遺産認定推進協議会」を設置し、「明治期の華族農場を中心とする那須野が原開拓の歴史」をストーリーとしてまとめ、平成30年2月に文化庁に申請しました。

平成30年5月24日に文化庁より「日本遺産審議委員会」の結果が通知され、正式に認定が発表されました。

栃木県からの認定は平成27年度に認定された足利市(水戸市、備前市、日田市との共同)に次ぐものとなり、今回同じく認定を受けた宇都宮市を加え、計3件となっています。

 

 

 

明治貴族が描いた未来~那須野が原開拓浪漫譚(ろまんたん)~

青木邸俯瞰 明治時代の面影を残す旧青木邸那須別邸

ストーリーの概要

わずか140年前まで人の住めない荒野が広がっていた日本最大の扇状地「那須野が原」。

明治政府の中枢にあった貴族階級は、この地に私財を投じ大規模農場の経営に乗り出します。

近代国家建設の情熱と西欧貴族への憧れを胸に荒野の開拓に挑んだ貴族たち。その遺志は長い闘いを経て、那須連山を背景に広がる豊饒の大地に結実しました。

ここは、知られざる近代化遺産の宝庫。那須野が原に今も残る華族農場の別荘を訪ねると、近代日本黎明期の熱気と、それを牽引した明治貴族たちの足跡を垣間見ることができます